【今日のMIX】DJミキサーのエフェクトを使ったテクニカルな繋ぎ

 

 

おはこんばんちは😀 (©︎則巻アラレ)

この記事は実は以前↓の記事の後半にちょろっと載っていただけだったんですが、【今日のMIX】カテゴリーが好評なので書き足し&再編集しますた✍️

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まさかこのカテゴリーが当ブログで最も読まれるシリーズになるとは想像だにせず、偶然にもチョット書いてみた記事が音楽ブログのあるべき姿としてワタシに道を標してくれて嬉しく思います笑

コロナがなければただの酒場日記でしたからね😅

とは言え、DJとかやったことなくても楽しみに見てくれてる方もワタシ調べではいらっしゃることがわかっておりますので、しっかりユル目の記事も量産していくつもりです笑

 

で、タイトルにあるように「DJミキサーのエフェクトを使ったテクニカルな繋ぎ」なんですが、まあエフェクトといってもいくつか種類がありますね。

最初に断っておきますが、ワタシはアナログレコードのDJなので、セラートとかでPCからかけられちゃう類のは全くもって知らんのと、クラブに最も常設されていると思われるPioneerのミキサーでかけられるタイプのエフェクトについてしかわかりまへんので悪しからず。

ワタシは自宅用は2チャンネルのDJM-400を使っていますが、クラブ常設の4チャンネルミキサーだとDJM-700以降なら大してかわらないかな?って思っていますがどうでしょう。

500とか600とかは4チャンでもあんまり使ったことないので悪くは言えませんが個人的には鬼門なので注意してます。

あとBARとかだと2チャンも結構多く、Pioneerでも350の場合はエフェクトの種類がクソ使用頻度の少ないエフェクトしかないのでVESTAXのつもりで臨みますね笑

これから自宅用に2チャンミキサー買うならDJM-450でいいんじゃないかな?🤔

DJM-400の中古も3〜4万くらいでありますけどね。ワタシはクロスフェーダーが折れたり、タップのボタン壊れたりしてなんだかんだで中古で二台目なのでDJM-450の新品一台分くらいにはなってます笑



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で。

 

本題に入りますが。

ワタシが最も乱用するエフェクトが「エコー」です。まあこれはみなさんそうだと思いますが笑

やまびこのように反響させて曲の切れ際をスムースにするので、ちょっとミスってもごまかせちゃう感じにもなります😝

でも初心者は上手くなりたいならそういう使用方法はいけまへんで🙅‍♂️

効果的にテクニカルに使うならヨシとしても、最初から「ミスりそうだから覚えておく」みたいな感覚だと、それそれは恐ろしい諸刃の剣ですので要注意ですぞ。

もっと言うとエコーって簡単にできるんですが実は奥が深いのです。

使い方次第で色んな繋ぎ方できるんで、ワタシのMIX CDでも色んなパターンで使ってます。気づかないだろうけど実は工夫してるんですね😂

反響の拍数を変えられのはあたりまえ、かける部分をビートではなく声や音に焦点を合わせたり、あえてズラすことでロングブレスのように伸ばしたりとかとか。

まあ今日は前述の通りもともと別記事だったので、その辺はおいおいやっていきます😎

 

あとは使用頻度で言えば「ロール」ですね。

これもエコー同様に使い方で色んな表情が出せますが、基本的にはタップしてBPMを記憶したらかけたところから設定した拍が繰り返される感じです。

でもって例によってこれらを細かくこうでこうやったらこうなるよっていう基本的な使い方等はここでは説明しないので、興味がある方はググるよろし🤓

 

つって。

 

ここではあくまでもこういうエフェクトの使い方したら、効果的でオサレでテクニカルだし、なによりも他人と違う繋ぎができるっよていうアレなワケです。

なので、ほんの一部ですがそのエコー&ロールの工夫した使い方で【今日のMIX】どす。

 

 

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  1. Slick Rick / Teenage Love
  2. Ghostface Killah ft. Ne-Yo / Back Like That
  3. Michael Jackson / We’ve Got a Good Thing Going

という3曲のクイックミックス。

まさに清涼感たっぷりでオレンジのように甘酸っぱいミックス🍊(元はオレンジウーロンハイの記事だったので)

①はAlicia Keys feat. LL Cool Jの「Teenage Love Affair (Remix)」でサンプリングもされたヒップホップ史に名を残すクラシック。

Great Adventures of Slick Rick

 

Teenage Love Affair Alicia Keys feat. LL Cool J

 

②はWillie Hutch「Baby Come Home」の印象的なピアノフレーズをサンプリングした哀愁ラップ

Ghostface Killah Back Like That

 

Willie Hutch Concert in Blues/Color Her Sun

 

これはミックス自体は特別難しくはなと思いますが、エフェクトの有無で全然違ってくる繋ぎです。

イントロの出だしが印象的な2曲なので、縦フェーダー下からじんわりミックスしてアタマが薄っすら👨‍🦲しちゃうより、カットイン的なんだけど通り一辺倒のカットインてのも芸がない。

てなところで、エフェクト使ってハッとするような繋ぎで心震えるMIXにしたい欲。

Teenage LoveからBack Like Thatに繋ぐ最初の繋ぎはループを使っていますが、例えば一小節分とかループさせるのではなく、一拍よりも短い半拍で最初のループをかけています。

↑のPVでは0:51頃からフックに入りますが、エフェクトをかけるところは8小節目の一拍目。そこからループかけて2拍分しか使いません。

かけてからSlick Rickの声が「ドンドンドッドッドドドド」って聴こえるようになるんですけど、ドンドンが一拍目で、ドッドッドドドドが2拍目です。

ドッドッドドドドの部分は色分けしたペースで半拍分ずつループ間隔も早くしてます。音符でいうと最初のドンドンが8分音符、ドッドッが16分、ドドドドが32分ってことですね。たぶん。

一拍目のドンドンは実はループかけもかけなくても元々「ドンドン」て言ってるんですけど、小気味よくその部分をループさせるために一拍目から。

わかりにくいかな?言葉での表現がむずいので、動画と一緒に見て脳内補完してください笑

さらに言うと、最初の2拍がループで残り2拍はBack Like That側にフェーダー切って弱起部分のイントロ入れつつも一拍目にはクロスフェーダーを中央に戻してTeenage Loveをブレーキする音を入れてます。(弱起についてはコチラ↓を参照)

【今日のMIX】カットインのタイミングを考えて明日からDJに差を

 

これ要注意なのは、エフェクト(ループ)切らないとブレーキの音出ません。

ループのエフェクトは、起動させたところからミキサー内に保管した音がずっとループされるので、一旦ボタン押したらレコードが回っていようが止まっていようが解除されるまでループ音しか流れません。

なので、作業としては

ループ発動→一拍、半拍の感覚でループ間隔を変更→フェーダー切ってカットイン→の2拍の間にループ切る→フェーダー中央に戻して反対の手でブレーキ

て感じなので手順覚えて練習しないと少し複雑なので急にはできないですね笑

 

で、お次の③はSugar MinottやThe Browne Bunchなど、レゲエ方面からも多くカバーされ、Justin Bieber「Die in Your Arms」などでもサンプリングされたラブソングです。

Michael Jackson / Ben

 

Justin Bieber ‎– Believe

 

ここの繋ぎはエコーを使っています。かけた瞬間トランスフォーマースクラッチのようにフェーダー切ってNe-Yoの「Oh〜…」の部分を細切れ残響させるセクシーエコー🥰

これはもうタイミング一発です。「Oh〜…」と同時にエフェクトかけて、クロスフェーダーを切る。

ここまではいいとしても、We’ve Got a Good Thing Goingのリリースタイミングが、見るのとやるのではもしかしたちょっと練習しないと難しいかもしれないですね🤔

落ち着いて繰り返してやればできるようになると思いますが、ワタシが生徒さんにレッスンするときにもよく言うんですけど、こういうのは頭で考えると難しいんです。

慣れるまではどうしても頭で考えるんですが、何度も何度も繰り返すことによって頭で考えなくても掴めるようになるんです。不思議と。

「右手はこう」とか「左手をこうしたらここをこうして」とか手順覚えるのに必ず頭で考えないといけないんですけど、そのうち考えないでも感覚で体が動くようになるワケです。

 

つって。

 

序盤で書いたように、いざ現場でミスらないためにエフェクトを使えるようにしておくのではなくて、あくまでも効果的にカッコよく繋ぐために、こんな感じでもアイデアを絞って使うと、色んな発見があって楽しいです。

ワタシも新たな発見とか使い方を見つけたいと日々思っております。

今日は再編集なので割と早くできたので、今週もう一記事くらい【今日のMIX】やりたいですね。

 

それでは、今日はこの辺で〜👋

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Shingo Takahashi
Bee's Knees Recordsを運営、DJとしても都内を中心に精力的に活動中。(B)な音や(B)なグルメなど世の中の(B)面を愛してやまない一児のパパです。