【MIX CD制作】選曲や曲順の決め方はどうする?Road To “2 and fro-Stroll”

 

 

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まあ、MIX CDと7インチはお届けできますけども。。。😓

 

と言うわけで、そのMIX CDの制作にそろそろ着手しなくてWA👐といったところで、昨年中にリリースのつもりでいた「2 and fro」シリーズの制作に取り掛かりたいと思います。


2 and fro Series

2 and fro / Shingo Takahashi

2 and fro 1,540円

 

Shingo Takahashi / 2 and fro-Replace- reggae soul hiphop 45smix

2 and fro-Replace- 1,540円


「2 and fro」シリーズのコンセプトをざっくり表現すると、タイトルは「行ったり来たり」を意味する「to and fro」を由来とし、レゲエを主軸にヒップホップマナー&ソウルフルな世界観を表現。

シリーズ2作目であるReplaceからは明確にしましたが、ソウルやヒップホップにレゲエが入ってくるのとはちょっとニュアンスが違っていて、主軸はあくまでもレゲエでありながらもDJスタイルとしてはヒップホップマナーで根本はソウル。みたいな。

まあ、あくまでもワタシの主観でしかないですけど、レゲエ聴いてるようには感じさせないようなイメージです。

 

で、流石に去年リリースするつもりでもあったのでタイトルはもう決まっておりまして、今回のサブタイトルは。。。

 

「Stroll」

 

です。

タイトル由来にも被せてますが、散歩をするとかぶらぶらするといった意味。

なんですが、英語慣用句「take a stroll down memory lane」となると、「追憶の小径をたどる、昔を懐かしく思い出す」(ジーニアス英和辞典第4版)なんてイディオムもあるようで、そんな意味合いも含んだタイトルになってます。

で。

となると、その辺のコンセプトを全部ひっくるめた肝心要な選盤作業からスタート。

まあ、構想は去年からですから、ざっとチョイスはしてあるので、あとはそれをどうやって構成に組み込んでいくか、やっぱり外したりはたまた持ってないものを追加するか?なんて感じで制作していきます。

今までこういった収録内容とかって、どちらかと言うとDJが隠してきたところでもありますが、その過程から内容からブログでネタバレしながら逆のプロセスを辿ってみるというのがこのRoad To “2 and fro-Stroll”です笑

まあ、サブスク会員の方はいずれにせよ無料なので、そんなのも有りかな?と思ってやってみます。

 

つって。

 

選盤の話しに戻りましょう。

色んなパターンがあると思いますが、ワタシの場合はキーポイントになる曲や使いたい曲をいくつか先に決めて、そこからざっくりとコンセプトを考えて広げていくようなスターシステム的な手法が多い気がします。

そのキー曲がメインの場合もあればラストの場合もあるし、広げて行った結果、当初の思惑とはウラハラに序盤にいれた方がしっくりいったなど様々ではありますが、その曲が最も輝くようなプロセスを作っていくというイメージ。

そんな感じで現場で手応えのあった組み合わせなんかも組み込まれていくんですが、基本的にはレコ棚漁ってイメージに合う曲をBPMとかは考えずにポイポイ抜き出していきます。

そんで、針落として一曲一曲体感チェックしながら、たまには繋いだりしておおよその順番みたいなんが浮き彫りになってきます。

この順番についてですが、これもまたざっくりですが、ワタシはある程度「調性」を揃えるよう心がけてます。

「調性」と言ってもキーとかそんな難しい意味合いではなく、なんとなく明るい曲調、暗い曲調って仕分けしてるぐらいですが。

例えば、明るい曲暗い曲明るい曲って並びになると、感情の躁鬱のクセがすごい人の物語みたいになってしまうので、MIX全体の流れとして暗いゾーンから明るいゾーンに変わっていく「程度の良い並び」を意識。

聴き手に主人公の感情の置き所や起伏、機微を感じてもらいながら感情移入しやすいようにコントロールしたい意図とかあったりなかったり。

ただ、DJってのは音符楽譜コード一切ブッ飛ばしちゃってもできる唯一の音楽だと思うので、その辺は変に縛られる必要もなく、あくまでもMIX CDでストーリーを作る上で、流れを決める一つの材料ですね。

それこそ、定番ドラムブレイクを使っている曲とかの同ネタ繋ぎなんてのは調性考えなくても、「同じサンプリングソース」である事の方がストーリーになってくるので、むしろそのルールに縛られないことが好パフォーマンスを発揮したりします。

特にヒップホップにはサンプリングという手法で、元ネタは長調の明るい曲でもチョップして短調の暗い曲にしちゃうとか、全く違うアプローチの楽しみ方ってのもあるあるなので、革新的でカッコ良かったらなんでも有りですね。

この辺はヒップホップやDJの自由なところで、曲を作るにはギターやピアノ等のコード楽器をやっていた方がわかる事も多いとはいえ、反面わかってしまうとできない事もあって、ギター/バンド出身のワタシが「DJの方が面白い」と思う理由の一つでもあります。

聴き手を意識して一定のルールを作りつつ、時にはそのルールなんて簡単に破っちゃうのが、ワタシの匙加減MIXメソッド

 

で、前述の「スター」ありきで周りを固めるワケなんですが、何曲かあるスターのうちの一曲ではありますが、前作「Replace」に入れたかったものの、寸前でやっぱりスタメン外した選手のコチラ👇

【私的一曲】Dennis Brown / Let There Be Light

 

というより、「Replace」では仮で録り終えてたくらいなんですが、成熟したチーム(MIX)を何度も繰り返しテスト(試聴)するうちに、トータルで見るとちょっとフィットしなくなってしまって、取って代わったニュースターにポジションを奪われたという悲劇のヒーロー。

と、いうこともありまして、今回の「Stroll」ではこの曲が輝けるストーリー構成というのも作意の一つとして制作することに決定✨

違うチームに移籍して輝きを取り戻すように、ホントに好きな曲なんでスポットを当てたい💡

てことで、あんまり長くなるとブログ離脱率も高くなりそうなので、今日はここまでで終いや😎

次回はもちっと進めていけたらと思います。

 

それでは、今日はこの辺で〜👋

DJ選曲術 何を考えながらDJは曲を選びそしてつないでいるのか?

沖野修也著 GROOVE Presents

 

 

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レゲエ~ヒップホップ~ソウルを縦横無尽に行ったり来たり(=to and fro)する痛快クロスオーバーミュージックジャーニーシリーズ最新作!!

前作「Replace」のアグレッシブな路線を踏襲しつつも、哀愁とメロウネスも閉じ込めた35曲69分の寄り道迷い道オトナのぶらぶら散歩!

 

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Shingo Takahashi
Bee's Knees Recordsを運営、DJとしても都内を中心に精力的に活動中。(B)な音や(B)なグルメなど世の中の(B)面を愛してやまない一児のパパです。