みなさん、おはこんばんちわ👐
前回、思いの外好評だったMIX CD制作の第二回です。
あくまでも、コレはワタシのやり方なんで、他の方がどうしてるかなんてのは一切知りまへん。誰かに聞いたこともないし確認したこともないので悪しからず。
前回のあらすじ・・・👇
ざっくりコンセプトおさらい。
「2 and fro」シリーズとは、「行ったり来たり」を意味する「to and fro」を由来とし、レゲエを主軸にヒップホップマナー&ソウルフルな世界観を表現。
シリーズ3作目となる今作のサブタイトルは「Stroll」
タイトル由来にも被せて、散歩をするとかぶらぶらするといった意味。
英語慣用句「take a stroll down memory lane」には、「追憶の小径をたどる、昔を懐かしく思い出す」(ジーニアス英和辞典第4版)というイディオムもあるので、少しアンニュイな意味合いをモチーフに制作。
さあ、前回はそんなこんなでババっと曲を抜き出して調整揃えて順番決めてくなかで、ワタシの手法としてはいくつか中心になる曲を決めて、その曲が最も輝くようなプロセスをつくる。なんて話しをしていたと思います。
その中の一つが「Dennis Brown / Let There Be Light」なんですが、今日はじゃあ実際にどう配置していくかをやっていきましょう。
と、いきたいところですが、ラフスケッチはできてますから、いくらこの曲入れたいって言ってもいきなりどアタマには入れるイメージではないので、一旦この曲は置いておきます笑
この曲以外にも、現場やインスタで投稿した感じで反響が良かったやつとかも落とし込みたかったりするので、まあまずは全体の輪郭を浮き彫りに。
選んだレコードはざっと35枚。2枚使いと人力DUB接続したいのがあるので実質37枚。
これ以外にももう4〜5枚候補もあったのですが、今回は入れどころなさそうでベンチ外になりました😢
全体的な割合でいうとレゲエが4割り、ソウル3割り強、ヒップホップが3割り弱って感じで、ヒップホップ/R&Bっぽいレゲエはヒップホップに分類しました。
しかも今回は現行アーティストの曲も多く取り入れたので、ジャンルだけでなく時代感もあわせて前後左右に行ったり来たりを意識。
ちなみに、ワタシの場合結構クイックに繋ぐ箇所も多いので1曲平均1〜2分だとしても約60分のMIXで30曲超の収録曲数です。(前作のReplaceは33曲で約63分でした)
ここで豆知識ですが、CDって80分までしか収録できないんですよ。(厳密には81分らしいですが)
サッカーの試合みたいに45分ハーフの前半後半で90分の作品を作りたい!って思っても、入りきらないのでご注意ください笑
て考えると、キッカリ2分平均で繋いでも40曲が限界。
MIX Cloudとかにアップロードするのが目的だったら別に何分でもイイんでしょうけど、CDにしようと思うならこの大前提はアタマに入れておいた方がいいですね。
ワタシもその辺を考慮して、60〜70分以内におさめるようにしています。
そんで。BPMとか曲のイメージからなんとなく道筋立てて、ざっくり順番を決めたら実際にプレイして脳内とのギャップを修正。
細かい繋ぎはあとで考えるとして、まずはエモーショナルにやってみるんですけど、ラフな繋ぎではどうしてもギャップが埋まらないようなところは、色々繋ぎのバリエーション変えてやってみるとしっくり来ることもあります。
なので、普段からミックスアイデアの引き出しを豊富に持っておくとサクサク進みます。
とくに、2 and froはレゲエ主軸のヒップホップマナー&ソウルフルな世界観なんで、曲調の違いによる違和感は感じさせないように配慮したい。
てことでいよいよどんな内容になるのか行ってみましょう👆
実は、ワタシの場合最初と最後の曲が結構つまずくことが多いです。
使いたい曲や現場で何度もかけてきてテッパンだった流れとか、あらかじめ出来上がってる部分もあったりしますが、いざ、全体のイメージにマッチするようなオープニングは?となるとなかなか簡単には決められなかったりします。
こういうコンセプトや全体像がハッキリしているMIXの場合、コレだ!っていうインスピレーションを大事にしているので、ビビッとくるまでじっくり探します。
で、今回の最初はこんな曲にしました。
イイ雰囲気でてます。イメージぴったり。
そこからの流れもこの浮遊感はキープしながら、徐々にグルーヴィにしていきたい。
上の写真にもジャケが写り込んでいますが、Bar-KaysとRah Bandは、ここはもうずっと決まっていて、中心ではないけど序盤で外せない選手たち。
👇はRah BandからLeon Ware、Blackbyrdsに繋いでいますが、こんな感じのイメージ。
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この2曲目(Leon Ware)、3曲目(Blackbyrds)は、過去のMIX CDに入れているので、この通りには収録しませんが、これをポストした当時すんごいレスポンス良くて、保存数も再生回数も群を抜いていました。
現場でもやっぱりRah Bandかけると上々の反応なので、この辺のグルーヴも落とし込みます。
こちらも
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これはイントロが頭サビの曲なんですけど、イントロ後のAメロで一気にビートなくなってBメロもそのまんま。
で、次のサビまでそれが続くのでどうにもグルーヴがキープされません。
てことなんで、イントロの頭サビで2枚使いして、ビートが入ってくる2コーラス目まで一気に飛ばしてます。さらにこの後もう一回ビートが消えて間延びする箇所があるので、そちらも人力エディットでカット。
つって、だいたいこの辺までの流れをコンパイルしつつ、序盤のイメージができたところで今日は終了。
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ところで。
これを見ているDJ諸氏で、まだ自分のミックス録ったことない方なんかは、まずどうやって録るか、何で録るか、どのように録るか、ってところも疑問だったりすると思います。
なので、次回は録音についても書いてみようかと思っています。
それでは、今日はこの辺で〜👋
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