サンプリングネタと聴き比べてみる(2) 7inch編❶

Re-Discovery Vinyl

 

お久しぶりの当コーナーです。

前回が4月だったので、あっという間の4ヶ月ブリ💩。です。

Part1の記事を書いた時、もうちょっと早いスパンでPart2を書くつもりが、思いの外大変だったのでいろいろ億劫になりこんなに空いてしまいました😓

しかし、Part1キッカケで同コンセプトのイベント(→詳細記事「昨日のneighborは楽しかったのです😏」)に呼んでもらったり、自分もFree Mixをアップしたり(→詳細記事「Shingo Takahashi [neighbor for beat-45s Mix]😎」)と色んな派生した出来事が起こったのはうれしたのしな出来事でとても勉強になりました🥰

このRe-Discovery Vinylのなかでもサンプリングネタと聴き比べてみる(1)」は根強い人気記事で、30日間のアクセスで人気記事が表示されるウィジェットをこのブログに導入したのが6月で、記事の公開が前述の通りもっと前の4月なんですが、未だにベスト10に入り続けるポストなんですね😎

元々、このRe-Discovery Vinylというコーナーは、お嫁に行き損ねた当店の在庫のレコードを、テーマ別の特集記事にて再発掘してさらにクーポンコード(rdv-3)によって3,000円以上のお買い上げで20%オフになりますよ〜というコーナーだったのですが、現在は在庫一掃リフレッシュSALEをはじめたので、有無を言わさず表示価格より40%オフになるのでコーナー的なお得感は皆無になりました笑

つうワケで、[SALE対象外]としている新入荷類を20%オフでその他が40%オフとかになっちゃうとなんだかクーポンコードも意味わからないので、クーポン関係なくこのページに詳細金額を表示いたしますので参考にしてくださいませ。

※商品ページに移動すると値引き前の商品代金が表示されておりますが、購入決定後にSALE価格で再計算した合計金額をメールにてお知らせいたします。(バックナンバー掲載商品に関しましては、記事内に価格表示はありませんが、購入決定後に40%オフに再計算してお知らせいたします)

 

Re-Discovery Vinyl バックナンバー↓

・サンプリングネタと聴き比べてみる(1)
・どうせならモダンなソウルも・・・特集✨
・秋っぽくなってきたのでちょいと感傷的なグルーヴ特集🍂
・生音だからこそなロッキンでファンキーなソウル🔥
・ひとり静かに酔ってみる。たまにはそんな週末いいじゃない🍸
・爽快グルーヴィなソウルダンサー
・漆黒の哀愁メロウソウル!!

・オールジャンル!!至極のSoulカバー特集!!

 


Rufus Feat. Chaka Khan / You Got The Love (7″)

さて、トップバッターはコチラ。

Rufus & Chaka Khanのロッキンなナンバー。ほんの一部とかも入れると結構サンプリングされてるんですけど、わかりやすい曲だけにしました。

まずはワタシも2017年にリリースしたMIX CD「2 and fro」に収録したTone Loc「On Fire (Remix)」がまんま使いです。

Kid Rockの「Classic Rock」も同じ感じでイントロのギターのリフはサンプリングソースとしてハズせないですね。

◆You Got the Love(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Tone Loc / On Fire (Remix)

◆Kid Rock / Classic Rock

Rufus Feat. Chaka Khan / You Got The Love (7″)
¥1,400¥1,120
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続いてはフィラデルフィアを代表するソウルグループHarold Melvin & The Blue Notesの名曲です。

商品ページにも記載しておりますが、John Legend and The Roots feat. Common and Melanie Fionaや、数多のアーティストがカバーしたクラシックソウルナンバーでもあります。

サンプリング例としては、やはりカバーが多いだけあってサビの歌い直しサンプリングとかも多いのですが、映画「LIFE」のサントラに収録されたXzibit, Ja Rule, Juvenile, Nature & Reptile「25 to Life」がしっかりオケを使ってる感じなのでそちらをチョイスしました。

◆Wake Up Everybody(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Xzibit ft. Juvenile & Ja Rule / 25 To Life

 

Harold Melvin & The Blue Notes / Wake Up Everybody (7″)
¥1,600¥1,280
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Stevie Wonder / That Girl b/w All I Do (7″)

さて、お次はカップリング2曲とも、なStevie Wonderです。

「That Girl」が50 Centの同タイトル曲「That Girl」他でサンプリング。一部チョップして使用してるのも合わせると数多く使われているクラシックナンバーですが、下のYouTubeリンクはなるべく聴き比べてわかりやすいものをチョイスしました。

「All I Do」は2曲とも最近の曲ですね。PJの「One Missed Call」が2019年、Positive Kの「Think About You」も2018年の曲なので、40年近く経っても支持され続けて色褪せないというのは驚嘆です

◆That Girl(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆50 Cent / That Girl

◆MJG feat. Rodney Ellis / That Girl

◆Foesum / Lil’ Somethin’ Somethin’

◆Queen Latifah Ft Next / Let Her Live

 

◆All I Do(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆PJ One Missed Call

◆Positive K Think About You

 

Stevie Wonder / That Girl b/w All I Do (7″)
¥1,400¥1,120
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Billy Paul / Let’s Make A Baby (7″)

Billy Paul / Me & Mrs. Jones b/w Let's Make A Baby (7")Billy Paulの全米大ヒットの不倫ソング「Me & Mrs. Jones」の裏にカップリングされた爽やかなメロウソウル。

これもまあ割と最近と言ったら最近ですが、2012年のTyga feat. J. Cole「Let It Show」にて結構まんまで使われています。

こういったサンプリングというカルチャー含めた手法に脈々と続くBlack Musicの歴史と敬意を感じますね。

両曲ともナイスです👍

Billy Paul / Let’s Make A Baby(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

 

Billy Paul / Let’s Make A Baby (7″)
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Tommy Roe / Dizzy (7″)

続きまして。

クラシックブレイクTommy Roe / Dizzyです。

De La Soul「The Magic Number (1-2-3 Mix)」のようにイントロのオケをそのままサンプリングするパターンと、Heavy D & the Boyz「You Can’t See What I Can See」のようにブレイク部分をビートに使うパターンと両方あって、元はソフトロックとは言えど大ネタですね。

ワタシ自身はDJプレイでクイックで使ったりするので結構好きです😏

Tommy Roe / Dizzy(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆De La Soul / The Magic Number (1-2-3 Mix)

◆Da Youngstas / Pass Da Mic (Remix)

◆Heavy D & the Boyz / You Can’t See What I Can See

◆D-Nice / Straight From the Bronx

 

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The Intruders / I’ll Always Love My Mama (7″)

The Intruders / I'll Always Love My Mama (7")Gamble & Huffが手がけたフィリーディスコですが、この手の曲を、ものの見事にHip-Hop的アプローチで再構築してしまうのはサンプリングの妙義ですね。

フランスのLes Rieurs「Baby Laisse Toi Faire」、イタリアのOyoshe「Toast to the Haterz」など、ナゼかアメリカ以外のアーティストにもサンプリングされていますが、着眼点や使い方としてはRaphael Saadiq feat. Q-Tipの「Get Involved」が元祖のような気がするので、試聴リンクは「Get Involved」のみにしておきます😎

 

The Intruders / I’ll Always Love My Mama(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Raphael Saadiq feat. Q-Tip / Get Involved

 

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The Jones Girls / You Gonna Make Me Love Somebody Else (7″)

The Jones Girls / You Gonna Make Me Love Somebody Else (7")

こちらもGamble & Huff製で、イントロから中毒性のあるベースラインが印象的なディスコクラシック。

Jay-Z feat. Blackstreetの「The City Is Mine」や、Nas、AZ、Foxy Brown、NatureらのスーパーHip-HopグループThe Firmの「Fuck Somebody Else」で、このベースラインがサンプリングされています。

The FirmはYouTubeリンクに何故か途中からはじまるものしか見つからなかったのでフルでは聴けませんが、サンプリングしている箇所はわかるのでご容赦を🙏

The Jones Girls / You Gonna Make Me Love Somebody Else(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Jay-Z feat. Blackstreet / The City Is Mine

◆The Firm / Fuck Somebody Else

 

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Freda Payne / The Easiest Way To Fall (7″)

Freda Payne / The Easiest Way To Fall (7")Ultimate Breaks & Beats収録のクラシックブレイクです。

Big Daddy Kane「Death Sentence」やJ.V.C. Force「Strong Island」などは、どアタマからサンプリングしているので曲全体の背景に元ネタが想起されやすいですが、Wu-Tang Clan「Life Changes」や、De La Soul 「Talkin’ Bout Hey Love」のようにブレイク部分のみを使用していると案外気づかなかったりします🤔

ちなみにJ.V.C. Force「Strong Island」では「Unhooked Generation」、Wu-Tang Clan「Life Changes」では「The Road We Didn’t Take」といった感じでFreda Payneの別の曲も同時使用していますね。

さらにちなみなんですが、J.V.C. Force「Strong Island」とFreda Payne「Unhooked Generation」は、冒頭でも触れたこのコーナーがきっかけで呼んでいただいたコンセプトイベントneighbor@FOR BEATでのプレイを再現したFree Mix「Shingo Takahashi [neighbor for beat-45s Mix]」にも収録しました。

未聴の方は是非ともお耳を拝借できればと思いますので、商品リンクの下の関連記事ページをちぇけら👇

◆Freda Payne / The Easiest Way To Fall(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆J.V.C. Force / Strong Island

◆Big Daddy Kane / Death Sentence

◆Wu-Tang Clan / Life Changes

◆De La Soul / Talkin’ Bout Hey Love

 

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・・・・・ちょいと脱線して関連記事👇

Shingo Takahashi [neighbor for beat-45s Mix]😎

 

昨日のneighborは楽しかったのです😏

 


The Jackson 5 / Never Can Say Goodbye (7″)

The Jackson 5 / Never Can Say Goodbye (7")Isaac HayesやGloria Gaynor、Melba Mooreなどの大物シンガーからDennis Coffey、O’Donel Levy、Little Beaver、Bernard Purdie、David T. Walkerなどのインストカバーまで、錚々たるアーティストにカバーされたキッズメロウソウルクラシックです。

Raekwonの「Never Can Say Goodbye」は同タイトルなだけあってまんまですね。50 Cent「Tia Told Me…」もオケをサンプリングしてるので原曲の持つドリーミンな雰囲気はそのままです。

De La Soul「No」やCam’ron「Can’t Say Goodbye」もそうですが、Ghostface Killah「Box in Hand」のように歌い直し含めたVo部分のサンプリングも多いのは、この曲がそれだけ本国で愛されているということかと🥰

こういう自国のクラシックナンバーを異国で聴いたらホッと癒されるでしょうし、ワタシも海外で吉田美奈子「夢であえたら」がかかったらたぶん泣きます(ラッツ&スターも心震えます🤩)

The Jackson 5 / Never Can Say Goodbye(元ネタ)

サンプリング例👇👇👇

◆Raekwon / Never Can Say Goodbye

◆50 Cent / Tia Told Me…

◆De La Soul feat. Butta Verses and Yummy Bingham / No

◆Cam’ron feat. Vado / Can’t Say Goodbye

◆Ghostface Killah feat. Raekwon, Method Man and Force M.D.’s / Box in Hand

 

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The Jackson 5 / Maybe Tomorrow (7″)

The Jackson 5 / Maybe Tomorrow (7")こちらもJackson5のキッズメロウソウルクラシックです。

これはもうGhostface Killahの「All That I Got Is You」が有名ですね。当時、ワタシはまだバンドマンで、DJなどは友人にちょいちょい教えてもらう程度でほぼ息抜きくらいでしかなかった頃、その彼の作ったMix Tapeのラストに「All That I Got Is You」が入っていて擦り切れるくらい聴いていました。

当時は元ネタがあるという事を想像すらしませんでしたが、数年経ってバンドもやめてHip-HopからSoulに傾倒していった20代のある時に不意に出会い「コレ、アレやんけ!」と青春の記憶諸共フラッシュバックした思い出の曲です笑

アメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」からデビューした男性シンガーRuben Studdardも「Don’t You Give Up」でまんま使いしています。

The Jackson 5 / Maybe Tomorrow(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Ghostface Killah feat. Mary J. Blige / All That I Got Is You

◆Ruben Studdard / Don’t You Give Up

 

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Deniece Williams / Free (7″)

Deniece Williams / Free (7")こちらもクラシック中のクラシックで、Debelah MorganやChante Moore、Will Downingなどのカバーも多いメロウソウルです。

Twinz「Eastside LB」、Lil’ Kim「Can’t Fuck With Queen Bee」、Mic Geronimo「Shit’s Real」など、曲の持つ浮揚感をそのまま残したオーソドックスとも言える使い方でどれもナイスですね。

こういう大ネタになってくると、Akinyele「Fuck Me for Free」のように、みんながよく知るフックのメロディのコードを少しだけ変えたりと、ちょっと変化球気味なトラックメイクでもなかなかいい出汁がとれるので、それもまたサンプリングの面白いところです😏

Deniece Williams / Free(元ネタ)

 

サンプリング例👇👇👇

◆Twinz feat. Tracey Nelson and Warren G / Eastside LB

◆Lil’ Kim feat. Governor and Shelene Thomas / Can’t Fuck With Queen Bee

◆Mic Geronimo / Shit’s Real

◆Akinyele / Fuck Me for Free

 

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と、いったところでヒジョーに疲れたので今回は終了デス。。。💧

まだまだ在庫内に元ネタ7インチはたくさんあるので7inch編❶としておきました。

なるべく早めにまた次の7inch編❷を更新したいと思いますが、モチベーションとスケジューリング次第といったところではあります。

 

それでは、今日はこの辺で〜👋

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Shingo Takahashi
Bee's Knees Recordsを運営、DJとしても都内を中心に精力的に活動中。(B)な音や(B)なグルメなど世の中の(B)面を愛してやまない一児のパパです。