おはこんばんちワ👐
Ernie Barnes(アーニーバーンズ)ってご存知ですか?
スポーツペインティングやゲットーの黒人生活の様子を描いたアメリカの画家です。
プロフットボーラーとしてもキャリアもあったことから、ロス五輪の公式アーティストを務め、スポーツペインターとしても有名ではありますが、やはり我々ソウルファンからはMarvin Gayeの「I Want You」やCurtis Mayfieldの「Something to Believe in」のジャケットデザインで有名。
なので、名前は知らない方でもソウルミュージックファンならその作品は目にしたことがあると思います。
ワタシも結婚式にMarvin Gayeの「I Want You」ジャケットに使われた名画「Sugar Shack」を池袋&新宿三丁目の有志の友人達にのサプライズプレゼントで頂いて、大変(×100万)うれしかった思い出があります。
アイキャッチに使った画像は、今の家に引っ越した時のものなんですが、現在部屋に飾ってあるのを撮ると蛍光灯と窓からの光が反射してしまって綺麗に撮れまへん😂
ダンボールが見苦しいですがいちばん綺麗なんで😅
てことで、Ernie Barnesの命日が4月27日らしいので(20日も前ですが笑)、今日は音楽ブログらしく名曲とともにアルバムアートワークとして使われたアーニーバーンズの作品を見てみたいと思います👨🎨
アーニーバンズ作品の日本国内における総代理店“SOUL MUSEUM”さんのサイトから、かなりの情報を参考にさせていただきました。
→”SOUL MUSEUM”
Sugar Shack
Marvin Gayeの「I Want You」のジャケットで使用されたSugar Shackですが、これがワタシ一番好きですね。
“SOUL MUSEUM”さんのサイト内のインタービューでSugar Shackについて本人が語っているんですが
「 “Shugar Shack” は、幼少期の体験からきているんだ。そのとき初めて、自分の中にあった純粋無垢なものが、ダンスと言う、罪のようなものに出逢った。
そう、だから は、その時に僕が見たものを再現しようとしたんだ。アフリカンアメリカンが身体の緊張を解かす様にリズムを刻むのをね。」
という、この一文の「自分の中にあった純粋無垢なものがダンスという罪なものに出逢った」という表現。めちゃくちゃ好きです。
もちろん言うまでもなくMarvin Gayeの「I Want You」もLeon Wareプロデュースで名盤中の名盤。
I Want You (Dlx) (Dig)(¥1,980)
Late Night DJ
こちらも”Sugar Shack”にも引けを取らないくらい有名な作品。
Curtis Mayfieldの「Something To Believe In」のアルバムアートワーク。
池袋のソウルバーZAPPに飾ってあるので見れますよ😉ちなみに、”Sugar Shack”は新宿三丁目のSoul Streamにも飾ってあります🍸
ある雨降りの夜、天気が悪いせいで多くのデート計画やなんかが台無しにされてるんじゃないかと思い、そんなときにラジオからは聞こえるの男性の声より女性であるべきだと感じた事からインスピレーションを得たのだとか。
まさにそんな時「Tripping Out」がラジオから聴こえてきそうなエピソードです。
Curtis Mayfield / Something To Believe In+1(¥1,838)
無題
アンタイトルの作品がDonald Byrdの「Donald Byrd and 125th Street, NYC」ジャケットで採用。
☝️のLate Night DJがCurtis Mayfieldのアルバムジャケになる一年前の79年の作品のようです。
“Sugar Shack”的な構図で、隠匿感の中にほとばしる熱狂がビシバシと伝わって、手に汗握る「ソウル」な作品。
Donald Byrd and 125th Street, NYC(¥1,019)
The Maestro
The Crusadersのアルバム「Ghetto Blaster」 ジャケットとなった作品。
だんだんこの辺から絵の情報はなくなるのでご容赦を🙇♂️
これはこのアルバム自体、ワタシはノーチェックだったので記事書くために聴いてみたらワタシの知っているCrusadersではないようでした笑
Street Lifeの時のサウンドとはちょいと違いますが、84年ともなると全体的にフュージョンぽい。
👇のブラジリアンフュージョン「Zalal’e Mini (Take It Easy)」はカコイイ。
Head Over Heels
もう1作品The Crusadersのアルバムで「The Good And Bad Times」に使用された作品。
☝️の「Ghetto Blaster」同様、未チェックのアルバムでした。「Ghetto Blaster」もそうですが、フュージョン/スムースジャズ/ブラコン的なサウンドですね。
これはこれでイイです。
The Crusaders feat. Nancy Wilson「The Way It Goes」👇めちゃイイ。超名曲。
Disco
これ、SOUL MUSEUMさんの年表には記載されてないんですけどFaith Hope and Charityの「Faith Hope and Charity」に使用され、リリースが78年なんで☝️のDonald Byrdより1年前ですね。
アーニーバーンズのこの手のアートプリントというのは、原画を印刷したもので絶版してしまったものも多いです。
現在、国内でアーニーバーンズ作品を購入できるのは、米国のエクスクルーシヴパブリッシャーTHE COMPANY OF ART, LCCより認められた総代理店”SOUL MUSEUM”さんですが、やはり取り扱いの終了したものも多いようです。
これもたぶんそうですし、”Sugar Shack”も絶版で、右上のMarvin Gayeの旗がないものしか今後ないのだとか😢
In Rapture
B.B.Kingのアルバム「Makin’ Love Is Good For You」で使用。
この辺は2000年なのでわりかし最近ですね。といってもB.B.Kingもこの時75歳らしいのでとてつもないですね笑
ちなみに、アーニーバーンズの描く人物は、すべて目をつぶっていたりするのですが、実はこれには意味があって、「人間はお互いの人間性というのは目では見えない」ということを表現しているのだとか。
ゲットーのブラックコミュニティーのライフスタイルから音楽や運動の躍動する様子を通して「内なる人間性の解放」をテーマに描き続けたアーニーバーンズからのメッセージ。
つって。
改めて我が家の「Sugar Shack」から大きなパワーをもらい、そしてこれほど大そうなものいただきまして、こんな時代だからこそ多くの人に生かされているという感謝の思いを持って生活していきたいです。まる。
嗚呼、そして今日も忙しいのでここらでおしまいです。
それでは、今日はこの辺で〜👋
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