おはこんばんちWA👐
今日はワタシの愛機であるDJミキサー「Pioneer-DJM-400」について触れてみたいと思いマス。
と、いうのもワタシがインスタにDJプレイの動画を上げていると、日本の方に限らず海外の人からも結構な頻度で「ミキサーは何を使っているか」というコメントやメッセージを頂きます。
もちろんお答えしておりますが、何度ぶっ壊れてもワタシが「Pioneer-DJM-400」を愛してやまない理由もありまして。
ぶっ壊れた話はコチラ👇(おヒマな時にでも見てネ)
クラブ等の現場設置率の高いPioneerの4chミキサーを格安で手に入れる機会もありましたが、DJM-400の上位機種DJM-450だったり、DJM-800やDJM-900NXSを選ばないワケというのもあって、今日はその辺をワザワザ書いてみます。
先日、ひょんな事からPioneerのホームページ見てたらすでにDJM-400が生産終了機種だったことを知り軽くショック😨(DJM-800やDJM-900NXSもともに終了)
まあもともと中古で十分というか、新品で購入したとてクソ壊れやすい2箇所は本当にモロいので、壊れる前提で中古でいいという考えしかありませんが笑
以前の記事にも書いてますが、クロスフェーダーとエフェクトのタップボタンはマジで「必ず」壊れます。
まず、クロスフェーダーはスクラッチの練習とかして摩耗してると確実に折れます。これはガチ。2ch下位機種DJM-350とあわせて2回逝きました。
で、あとTAPボタンも確実に中折れします。プラスチック製のボタンが中で折れてタップできなくなるんです。
だから、そのままにして使ってもエフェクトがビートとあわない。オート検出機能もありますが、まず合っていない笑
こんだけボロクソ書いていても、それでもDJM400が良いってんでから我ながらなかなかの愛用者だと思います。
逆に、この辺のウィークポイントなんかは、ワタシは克服済みですぐ直せますので、この弱点を補って上回るほどのストロングポイントに魅せられているワケです。
まず。
①Eco(エコー)のビートシンクが割と秀逸。
例えば、900NXSとか800ってエフェクトONを押してEcoかけると、ときたまなぜか遡ってかかる。
もしかしたら、ちょっと早かったりすると前の音にエフェクトかかってしまってんのかな?とか思うんですけど、これがとにかくめちゃくちゃムカつく笑
「7、2、3、4 | 8、2、3、4」の8、2、③にかけて、③…3…3…3…てなるようにしたかったとして、ちょっとタイミング早くて2拍目と3拍目の間にエフェクトON押しちゃったりすると遡って残響すんのかな?
って、仮にちょっとズレてたとしてもズバリ押したタイミングの音にかかれ。なんで遡んねん。
900NXSはクオンタイズ機能もあるので多少調整してくれるっぽいけど、いやむしろそれがこの問題を引き起こしてるのか?一応説明書も読んだけどわからない。
誰か知ってる人おせーてぷりーず。
気にしない人も多いのかもしれませんが、ワタシの場合は結構ピンポイントに返りの音をイメージしてかけてるので、勝手に遡られた日にゃあマジイラつきます。(自分のちょっとしたタイミングのズレが原因かもですが笑)
現行2chミキサーDJM-450は触ったことないのでわかりまへん。
少なくともDJM-400には遡り問題はなくてストレスフリーというのが一点。
あとEco関連でもう一点。
②同期させる拍数のセレクトがボタン方式
DJM-400は👇このように1/1、1/2などの繰り返し音の拍数をボタンで選択することができ、さらにTAPボタンの下の±で段階的に移動する事もできます。
それに比べて、上位機種は◀︎BEAT▶︎の矢印で段階式でしか拍数セレクトができない気がする。900NXS以降はPAD操作ができるのかな?
つまり、これがどういうことかというと、EcoやRoll機能を使って任意の音が繰り返されるとき、繰り返し音を1/1(1拍♩)から1/2(半拍♪)といった様に、途中でも変更することもできるんですが、上位機種の段階式の場合は必ず3/4を経由しないといけないのでリズミカルに途中変更ができません。
わかりにくいかもしれませんが「ワーン(♩)、ツー(♩)、ワンツースリーフォー(♪×4)」みたいなリズムで繰り返し音を途中で変更する時に、3/4を経由しないといけないので「◀︎」ボタンを素早く押しても高確率でモタつきます。
それがイヤ。てかDJM-400の簡単さが◎
で、DJM-400のこのボタンを使った超有能機能がコレ👇
③IN-LOOP SAMPLERという極上簡易サンプラー
このIN-LOOP SAMPLERって機能、他の機種にはないですよね。たぶん。
ROLL機能にも似てるんですが、エフェクトのつまみをIN-LOOP SAMPLERに合わせると、拍数セレクトボタンを「BANK」として使うことができ、1BANKにつき4拍分のソースを録音してストックしておけます。
合計5つの「BANK」に音源をストックしておくとができて、エフェクトONボタンを押して再生。
しかも、ストックした音源は消さない限りは残っているので、別のエフェクトに切り替えたりした後でも、再びIN-LOOP SAMPLERに戻せばまた再生できます。
さらに、ビートがずれてしまってるときでもTAPボタンの下の±で再生中のBPMに合わせることができる優れもの。
一瞬なんでわかりにくいかもしれませんが、👇の29秒からIN-LOOP SAMPLER機能を使ってます。
Blackstreet「No Diggity」(右側)の1コーラス目のサビ終わりからCutty Ranksの「The Return」(左側)に繋いでますが、「The Return」のあたまはアカペラなので、予めBANKに録っておいた「No Diggity」のイントロ4拍をループ再生させてミックスしてます。
※フル尺動画が気になる方はコチラ
これは他の機種にはないので、ちょっと邪道かな?とか思う時もありますが、機材のパフォーマンスを最大限に発揮するもDJの楽しさであると言えるのであります😉
てゆう。
そんなところがPioneer上位機種より気に入っている点ですね。
今や中古であれば相場3万円台で購入できて、◯ードオフの通電確認のみのジャンク扱い品なんかだったら探せば2万台もあります。
ドオフのこの手の商品は、使えなかった場合の返品対応も可能だったはずなので余裕でコスパ最強。
とは言え、あんまり生産終了品を推すとPioneerさんに嫌われてしまうかもしれないので、念の為もう一度書いておきますが、クロスフェーダーやTAPボタンの使用耐性の強度は全然違います。
というかむしろDJM-400が最弱。
クロスフェーダーなんかは折れた場合の対応パーツも生産終了、互換パーツも正規ではありません。
逆に、DJM-400にはなくて上位機種でできること言えば、フィルターとエコーを同時でかけるなどの二重がけができる点やエフェクトの種類が豊富な点などもあります。
それから、かなり重要なことですが音質は上位機種の方が当然良いですね👂
現行モデルのDJM-900NXS2に関しては(自宅練習には不相応な価格ですが笑)、Ecoが遡る感じもなく拍のセレクトもPADでできたような気がします。そんなに触ったことないので確証ないですけど😅
ただ、ワタシは現場ではレコードでしかDJをしないので4chってのがコスパ悪いってのと、そもそも現場でしか使ったことないですらね😅
決して他機種が劣ってるってハナシではありません。あくまでもワタシの使用感と好みの問題なので悪しからず。
つって。
当然これから購入を考えている方は、今後のことを考えて新機種や上位機種で慣れてしまった方がいいです。(現場で触った感覚では、DJM-900NXS2は使用感メチャ良かったです)
ワタシはこの生産終了品に魅せられてしまったカアイソウな人ってことでファイナルアンサー。
当然、今のDJM-400がお逝きになられたらDJM-450に変えるかもしれませんが笑
てところでおっしまい。
それでは、今日はこの辺で〜👋
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