【今日のMIX】DJの繋ぎのテクニックはアイデア次第で種類は無限

 

くそ寒っすね🥶

本日とうとう京都府、大阪府、兵庫県の緊急事態宣言も解除されました☺️

とは言え第二波、第三波が訪れることも危惧し、引き続き警戒は必要ということですね。

さて、【今日のMIX】シリーズで前回の「DJの伝家の宝刀カットインのやり方ってどうやんの」が、かなり評判良く、アクセスが記事単体でいつもの10倍以上になり、全体のビュー数もググンと伸びてオラ、おでれえたぞ。

いわゆるバズったほどではありませんが、Twitterでリツイートやいいねで拡散されますからね。みなさまに感謝でございます🙇‍♂️

【今日のMIX】DJの伝家の宝刀カットインのやり方ってどうやんの

 

つう事で、ちょっと同様のネタを自分のインスタ見てどれがいいかな〜なんて探してみたりして、ちょっと古いのから掘り起こしてみようかなと。(ワタシのインスタは宝庫ですぞ😏)

そんで、Google先生におたずねすると「DJ 繋ぎ」というキーワードに対していくつか候補が出てくるんですけど、「テクニック」とか「種類」ってのが出てくるわりには大した情報がないのでググった人が知りたそうな情報が出てこないのでちょっとイキって書いてみます。

つっても、キーワードでSEO順位を獲得しないとググった人の元には届かないのですが笑

まあ、タイトルにもあるように、「DJの繋ぎのテクニックはアイデア次第で種類は無限」なんで、コレだけ覚えておけば大丈夫なんてないんです。

そして、「こうしなきゃいけない」という決まりもないんでカッコよければなんでもイイってのも前提。

検索結果のリンク先はザザーッと種類だけ並べて人の動画使ってるのとか、初心者向けにも関わらずエフェクトとかループとか使ってたりして、それも一つのテクニックではありますが最初からそんなんやってたらヘタになるんで言語道断なワケですよ😤

まあPCDJやコントローラーを対象にしてるのでワタシがここで忿怒するのは全くもってスジも検討も違いますが笑

なので、このブログは「超」初心者というよりもは、ある程度現場でDJしてたりするものの、みんなと同じ繋ぎしかできなくて「どういう繋ぎやテクニックがあるんだろう🤔」というヒントを求めてた人が「ええやんパクろう」てなるようなブログどす。

で😄。

そういう系のブログやYouTubeでプレイしているのがほとんど四つ打ち系なんで、スムースな繋ぎは実践してても、繋ぎのテクニックとか種類を知りたい人向けのバリエーションというのはあんまり豊富ではないかなという印象でした。

 

じゃあ、繋ぎの種類が豊富なDJのテクニックってどこに行けば見れんねん。

 

て話でしょうが、ココで大丈夫すよ🥰

音楽のジャンルはHipHopを元としますが、それこそ決まりはないのでオールジャンル思い切ってやってちょうだいな。

つうことで前回みたく分解動作を解説するのにプレイ動画チョイスしましたが、ワタシも思い切ってレゲエにしてみました笑

MURO / ALOHA ‘N’ IRIE the Master Mix -This is Lovers Rock H.I. Style-

 

 

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ね。カッコいい😎

 

  1. Give Me Little More / Carlton and The Shoes
  2. Don’t Let It Go To Your Head  / Black Harmony

つう2曲をシンプルかつテクニカルにカッコよくMIX。

レゲエ・ラヴァーズロックなんですけど、レゲエ系のセレクター・DJにはこういう繋ぎする人はあんまりいないですね。

実は、レゲエやディスコって「その曲の後にそんなんかけたら瓶投げられるぞ」とかいうオールドマナーファン(あくまでもファン)がいるのも事実ですが、ワタシは本格的なレゲエの現場でもこんなスタイルでDJしたんですけど、まあカッコ良かったらワーキャーワーキャー❤️ですよ。

つうのはちょっと盛ったんですけど、キャーキャー言う女性がいたワケではありませんが、プレイ終わった後たくさんお酒ご馳走になったりMIX CDお買い上げいただいたりで、ワタシのような横道スタイルでもやっぱりカッコよければモテるんです。(男8:女2)

で、繋ぎの話にもどりましょう。

This Heart Of Mine(紙ジャケット仕様)

①のGive Me Little Moreはメロウロックステディ最高峰の名曲。

 

この曲はワタシもカバーでオケつくったこともありますが、コード進行自体はほぼ繰り返しでシンプル。

しかしながらイントロからサビから間奏からどこをとってもとってもドリーミンで、普通にミックスしてじんわりフェードアウトって繋ぎはワタシは好きくないんです。

コーラスの「パッパッパ〜パッパラ〜♪イェイェイエ〜」はしっかり歌ってもらいたいんです。

そこで、次曲の②Don’t Let It Go To Your Headのアタマのフィルを使ってカットイン気味に繋いでみたワケです。

VA / Hustle! Reggae Disco

 

が!ここで注意。

 

ワタシはミックススタート(繋ぎ始め)からカウントするとトータルでフィルを2小節分使ってるんですが、聴いてもらってわかるように2小節もありません。

最初の4拍分(1小節目)はどアタマのスネアの音をフォワードとバックで「。。、スン、スン」とリズミカルに押したり引いたりしております。恋人の肩とか背中とか優しく指先で触れるイメージですね。

このフレーズ自体はみなさんの感性でいいと思いますが、こういう時はいくらテクニックに自身あっても素早くスクラッチとかしちゃうとせっかくの夢見心地が一気に興ざめします。

ほんと痛がってんのにガシガシやって「ここがいいんだろ?」とか言ってそう。

あくまでも本チャンのフィルのリズムを大幅には変えない感じがいいんじゃないかと思います。

そんで、次の4拍(2小節目)でフィルを使ったリリーススタートとなりますが、実はココが絶妙にオトナの階段だったりします。

本チャンのフィルの拍数全部数えても「トットトン」つって4拍分ないんですね。4拍分どころか、2.5拍という微妙な拍数

八分音符とか十六分音符とかそこまで気にしないでもいいですが、ちょっとフィル使えてもこの微妙な拍数把握してないと美しくならないので要注意。2拍でも3拍でもない、2.5拍です。

この大人と子どもの間のところをしっかり掴まえておかないと、ダメな大人になっちゃいますよ。体は大人で頭脳は子どもみたいな。逆コナンくん。

2.5拍しかないフィルを、背伸びして小節の1拍目からスタートしちゃってるんですが、「トトット、トン」の赤字部分の「」を3回擦るだけであら不思議。

「トトットゥクゥクゥクトン」としっかり4拍分になりました。

盗んだバイクで走り出しても、大人がちゃんと更生させることで正しい道に導けるワケです。ガシガシもやらなくなるかもしれない。

で、最後の「トトトン」のトンの部分でクロスフェーダー切ってもいいかもしれないですね。ヤング諸君は。

ワタシはカッコつけるんで、ゥクゥクゥクに入る手前の「トトット、」ののところでGive Me Little More側のミキサーのローを9時の位置らへんまでカットして、最後の「トトトン」のトンのところでサプライズブレーキ「ギュン」てやってますが。

ローをカットするのはゥクゥクを目立たせるため、ギュンてやるのは夢見心地なんだけどホンのちょっと男らしさ見せてハッとさせたいため。しかも9時の位置らへんで止めてるのはギュンした時の音が耳触りちょうどいい塩梅だから。

そうすると心地よさと頼り甲斐が同居する素敵なオジサマに見えてくるってな寸法です。(ホンマかいな)

全部カッコつけですが、ここまでやれば文句なしにカッコいい。

これが40代のセクシーさ。覚えたてのタバコをふかして盗んだバイクで走り出すヤングとは違って細部に神宿ってますね。

まあ40代がバイク盗んでる15歳と張り合うなってハナシですが笑

 

つって。

 

一番最初に話は戻りますけど、こういう繋ぎ方にカットインとかスクラッチみたいな名称はなく、種類分けできないし複合技みたいなもんなんで、繋ぎの種類なんてのはアイデア次第で無限に存在するってワケなんですね。

しかし、閃きを実現可能にするのはテクニックだったりするワケです。

上手けりゃいいってもんではないんですが、技術があるからこそ思い浮かぶアイデアもあるワケです。

曲をよく聴いて世界観やムードを意識して、一つ一つの音がどうしたら喜ぶかを探求するワケなんです。

えらそうに講釈たれておりますが、ワタシなんぞはまだまだですから、これからも自己探求とレコード買ったり売ったりの日々は続くワケです。

つうわけで今日もクソねむなワケです。

慣れれば意外と簡単なので、ヤング諸君も繋ぎの一音一音を気にして挑戦してみてくださいってワケです。

明日もレッスンワンツーなので、そろそろ寝ます。

 

それでは、今日はこの辺で〜👋

 

 

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Shingo Takahashi
Bee's Knees Recordsを運営、DJとしても都内を中心に精力的に活動中。(B)な音や(B)なグルメなど世の中の(B)面を愛してやまない一児のパパです。