平成最後の夏が終わりまして

9月に入ってしまいましたが、8月終わりの2日間はオンとオフの境界線をなくしてしまったワタシが、完全オフになる遅い夏休みで(超絶ブラック企業)、妻の実家である新潟十日町で過ごしました。

この数ヶ月、まともに新着アップできていないにも関わらず、当店をご利用頂いている方々、そしてこのブログにも足を運んで下さるみなさま、いつもありがとうございます。

なかなか腰を据えて新着のアップに取りかかれない現状でして、決して放置しているわけではないのですが、この数ヶ月、色々とメチャんこ忙しくなってしまったのでチョイと近況でも書いてみようと思いました🙇

 

まず、DJはやってます。スケジュールにもあるように、身体は壊さない程度には頑張っております。
レギュラーからお初の現場まで、色々やらせて頂いてありがたいことであります。

最近の若いDJもみんな上手くて個性もつよく、いつもたくさん刺激を受けています。
時代を牽引してきた先輩方と、パワーのある若い人たちのちょうど真ん中なのが自分達の世代な気がしてます。
なので、自分なりにも何か残せるようにもうちょっと頑張ってみたいと思っています😓

 

そして、5月から都内に数校あるミュージックスクールにてDJの講師をしております。
経験者向けというよりもは、主に初心者に向けたレッスンをやっております。

キッカケはふとしたところからなんですが、なんだかんだで外から見たら閉鎖的に感じるクラブやバー界隈、見知ったいつもの顔ぶれに安堵感はあれど、純粋でフレッシュでキラキラと目を輝かせた若い人との出会いが少ないよなーなんてことを考えていたところからでした。(いるところにはいると思いますが😓)

アナログの現場は、ジャンルもSOULFUNKHIPHOPRARE GROOVEなんてなると、素晴らしい新譜も多いですが、概ね旧譜がメインということもあり、プレイヤー・お客さん含めてだいぶ高齢化が進んでおります笑

アナログレコードという特異なフォーマットゆえに仕方のない部分はあると思いますが、レコードストアデイなどでの市場の盛り上がりを考えても、裏を返せば若い人たちにはむしろ新鮮な刺激を与える可能性も秘めているのでは?と考えたりもするんですね。ワタシも一応レコ屋ですし。

PCやコントローラーで手軽にDJなんぞはじめられる時代、わざわざレコードなんかでっていう人も一般的には多いでしょうが、日本人の気質からいうとダウンロードやデジタルではないんだと思っています。

世界的には、ストリーミングやダウンロードで音楽を楽しむようになっているかもしれませんが、オタク文化発祥の日本人は所有欲が強い傾向もあるので、独自のスタンスでレコード文化をアップデートしていける民族だとワタシは考えております。

近年、レアだったレコードがバンバン再発されてリーズナブルに入手できるようになってきていますが、今のニーズのポイントが「オリジナル盤」であることよりも、「所有」するという部分に移り変わってきているように感じます。

レア盤は「持っている=ステータス」な部分もありましたが、そういった面よりも、レコードというフォーマットで「かける」「聴く」が、よりクローズアップされる時代にシフトしているのかもしれません。

近年の再発ラッシュは、ありがたいと思う反面少しさみしい気持ちもありますが、もうそろそろ高いお金をだしてレコードを買う時代ではなくなってきているのかな~なんて気もしてしまっています。

ただ、これは逆に、知られていない名作を世に発掘してきた偉大な先輩Diggerたちの弛まぬ尽力によって、名もなき曲たちが「ウォントされる有名曲」になっていったということでもあるので、必然の流れであるともいえますが。

レコードの世界はコレクタブルな世界であると同時に、DJという音楽カルチャーとしても大きく発展した世界でもあるので、こういった関係性が一部のマニアだけで完結せず、新しいユーザーを招き入れられるプラットホームをつくれたのではないかと思います。

「手に入らなかった曲が現場でかけられる」、「再発でもレコードというフォーマットで所有することができる」などなど、少しカジュアルにユーザーの感覚がアップデートされつつありますが、これをこじらせれブラッシュアップさせれば、音質の良いオリジナルがやっぱりどうしても欲しくてウン万円払ってしまったり、7インチでプレイしたいからレアでも手に入れたいとか、結果的に患ってしまう場合()ももちろんあるワケなので、ライトなスタンス自体を否定してしまうのはナンセンスであるとも思ったりします。

しばらく現場を離れていた人や、PCDJしてた人がレコード懐かしいな~なんて手にとってみたり、欲しい曲がレコードしか出てなくてアナログDT卒業間近の青少年からインスタ映えぇなレコード女子まで、誰でも参加しやすい環境が身近にあることが、ムーブメントの底上げにもなってたりするので、間口自体は広い方がいいのではないかと思うワケです。

なんてまあ、すこし話は脱線気味ではありますが、そんな背景を鑑みると、これからDJやってみたいとか、興味あるっていう真っさらな人が日本のレコード文化の隆盛に伴い増えていくと思うんですね。

そういう人たちに音楽の楽しさを伝えられたり、レコードに興味を持ってもらえたり、一般的にはまだまだアンダーグラウンドなイメージの「音楽のある酒場」に足をふみいれられるような導線づくり(a.k.a.誘導)ができたらいいな~なんてことを常々考えていたのがキッカケではあるのですが、色々あってあれよあれよと言う間に、とあるミュージックスクールにて講師としてお世話になることになっていました☺️

ボーカルやギターなど他コースも充実しているスクールなので、他の畑の先生や生徒さんとコミュニケーションとれたりとまあ、いろいろワクワクしながらやれています。

 

それから、ブログのコンテンツを充実させて、それこそレコードを買わない方も含めてうまいこと回転させたいと考えて試行錯誤していたのですが、色々方向を模索していた過程でとあるウェブマガジンの記事の構成や編集に携わるようになりました。

構成づくりやライティング術など、自サイトを自由に好き勝手やっていたド素人のワタシからしたら全てが目からウロコのことばかりです。

今や、インターネットで世界中と繋がれて、ウェブショップでお買い物なんて当たり前の世の中になりました。スマートホンの普及により、音楽聴いたりコミュニケーションとったり、ちょっと飲み足りない帰り道の暇つぶしも手のひらの中で事足りてしまったりします。

元々、当店ショップサイトの方はレコード販売メインですが、コチラのブログはいろんな角度から音楽や酒場の楽しさを伝えられるような媒体にし、コンテンツを充実させることで来ていただいた方に楽しんでもらえるようなつくりにしたいと書き連ねておりました。

まだまだうまくカタチにはできませんが、こういった部分も少しずつフィードバックしていけたらいいなと考えております。

 

そしてそして。

以前の記事でも書いていますが、バッグ製作もいよいよ大詰めの段階であります。
ワタシがミシンをガタガタやっているわけではないものの、ただ今サンプルを現場でガシガシ使って、打ち合わせして修正を重ねてあーしたりこーしたりして製作しております。

7インチも目一杯入って、ついでに12インチも入る大きさで、さらには普段使いからPCまで入れられちゃう。従来のレコードバッグにあったようなメンズギアライクな部分を極力そぎ落とし、ユニセックスで幅広いシチュエーションで使えるようなレコードバッグ。そんなコンセプトで製作しています。

細かいところでもう少し修正が必要かと懸案しているところで、近日中にはきっとイイモノに仕上がると思います😎

 

あとは当Bee’s Knees Recordsより、7インチをリリースしたいと考えておりこちらも制作中であったり、MIX CDBee’s Knees 45s Mix」、「2 and fro」、ノベルティMIX CDBOUND」のそれぞれのVOL.2も構想&制作ちうであったりなどなど・・・まあホントにワタシ1人しかいないのにやりたいことが多くて困っております。

結局のところ、レコードやCDがより良く売れていくためにどうしたらいいかと考えていた結果、手が回らず数ヶ月レコードを売らなくなってしまったという本末転倒の現在になりました笑

なもんで、ここしばらくはこれでもかというくらいテンテコ舞いでしたが、ようやっと少し慣れてきたので、そろそろ新着再開&SALEも現在画策中でありますので、今しばらくお待ち下さいませ\(^o^)

 

そんなこんなで長くなりましたが、ラストに今日の私的一曲を。

Patti Austinが歌ったKenny LogginsAOR名曲カバーで、アルバムLive At The Bottom Line」に収録された、タイトルがまさに「もう少しお待ちを…」な9月の素敵なナンバー😌

 

Wait a Little While – Patti Austin

 


配布用MIX CD「Bound」!!
第一弾はエレガントモダンなブギー〜ディスコファンクです😎

Vol.1 [Modern Boogie/Disco Funk 45s Mix] Sample↓

 



◆Re-Discovery Vinyl
ストックの中からテーマ別に堀り起こすコーナー

 

◆新着アップ

です☺

 

◆10ミニッツプレイ!
およそ10分間のショートプレイ動画

 

◆Monthly Schedule
DJ&レコード物販スケジュール

 


 


▶︎送料について

 

 

 


▶︎取置きについて

 

 

メルマガ会員募集中!!



Bee’s Knees Recordsでは、SNSでの新着アップ情報の他に、メルマガ会員様限定のサービスやSALE情報、クーポンコードの発行、新商品のご案内など発信いたします。

是非ともご登録くださいませ😌

→メールマガジン登録

 

 

Follow Me!!

 


[eo_calendar]

Author

アバター画像
Shingo Takahashi
Bee's Knees Recordsを運営、DJとしても都内を中心に精力的に活動中。(B)な音や(B)なグルメなど世の中の(B)面を愛してやまない一児のパパです。